無機化学で出てくる「キップの装置」は、単発で仕組みを押さえておきたい事項です。
実験装置には必ず使う対象と利点があります。キップの装置の場合、
(対象)固体と液体の試薬を混合させて気体が発生する反応において用いる。
(利点)必要なときだけ試薬を接触させて気体を発生させることができる。
発生する気体が通る管のコックを閉じると、その気体が装置内部に充満して液体試薬の水位を下げるので、反応が止まるんですね。
文章で理解するのは大変なので、以下の動画で実物を見ておきましょう。
しかしまあ、キップさんはよくこんな装置を思いつくものです(^^;)歴史に名前を残すのは大変ですね。
キップ発生装置 模擬実験
https://www.youtube.com/watch?v=5AqXfXoq8SQ
仕組みついて説明してくれているHPです↓
http://www.aichi-c.ed.jp/contents/rika/koutou/kagaku/h26ka/kipp/kipp.html
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